コロナウィルス影響で医療業界では臨床現場で実習ができない学生が増えています。臨床現場の経験や雰囲気を知らないまま、卒業後すぐに臨床となると不安で仕方ないと思います。
昨年度は実習先や養成施設の判断で実習が短期になったり、中止になることが多かったですが、今年度は実習先が見つからない(実習先が受け入れ拒否)ケースが増えています。当院としては、できればそういった学生を少しでも減らしたい(臨床現場を経験させたい)思いで、予定していた受け入れ人数より多い状況となっています。現在実習生はこれまで最多の4名(同じ期間内で)!!! 後にも先にもこれ以上増えることはないはずです(笑)
OT学生の奮闘の様子を紹介したいと思います。
まずは園芸に取り組みました。患者さんの興味関心が”土いじり”。 例年よりも多く、プランターが並びましたよ。以前もされてたということで、手法や知識が次から次にあふれてきます。
次に、調理実習の様子です。チキンラーメンが好き(?)というわずかな情報の元、実際に作ってみました。調理には色々な作業工程があります。何ができて、何ができないのか、生活行為の評価にも繋がります。
できあがりは、麺が少し伸びてました(笑)
グループのリーダーを務めてもらいました。実際に作業療法士が行っていることの体験です。見学するのと、実際に経験してみると違いや大変さが分かります。野菜炒めを作りました。試食後、全体の振り返り。個人の感想を発表してもらい、次回のメニューを決定します。
学生奮闘記がまだ続きます・・・