12月24日の夕食
クリスマスということで、メニューはチキンライス、コロッケ、コーンスープ、ショートケーキです。

クリスマスといえば、街中にイルミネーションが輝き、どこかワクワクする季節。そんな特別な日の食卓に欠かせないのが「チキン」ですよね。
でも、なぜ日本ではクリスマスにチキンを食べるようになったのでしょうか?そして、チキンって実はとても優秀な食材だって知っていましたか?
なぜ日本ではクリスマスにチキンを食べるの?
1.七面鳥が手に入りにくかったから
欧米ではクリスマスの定番といえば七面鳥の丸焼き。
しかし、日本では七面鳥の流通量が少なく、価格も高め。
家庭で調理するのもハードルが高かったため、手に入りやすい鶏肉が代わりとして選ばれるようになりました。
2.KFC(ケンタッキー)のキャンペーンが大成功したから
1970年代にケンタッキーが打ち出した「クリスマスにはフライドチキンを!」というキャンペーンが大ヒット。
これをきっかけに、“クリスマス=チキン”というイメージが全国に広まったと言われています。
3.もともとローストチキン文化があった
実は、KFCのキャンペーン以前から、家庭でローストチキンを楽しむ人たちもいました。
そのため、既にあった習慣がさらに広がっていったという側面もあります。
チキンは栄養面でもとても優秀!
クリスマスに限らず、普段の食事にも積極的に取り入れたいのがチキン。その理由は、栄養バランスの良さにあります。
1.高たんぱくで体づくりに最適
鶏肉は100gあたり16〜24gほどのたんぱく質を含みます。筋肉・皮膚・髪・免疫など、体の材料になる大切な栄養素がしっかり摂れます。
2.低脂質でヘルシー
特にむね肉やささみは脂質が少なく.、カロリーも控えめ。ダイエット中の人にも人気の部位です。
3.疲労回復に役立つ成分が豊富
むね肉には「イミダゾールペプチド」という成分が含まれ、疲労回復に役立つとされています。
4.ビタミン・ミネラルもバランスよく
ビタミンB群、ビタミンA、鉄、亜鉛など、体に必要な栄養素がしっかり含まれています。
こうして見ると、クリスマスにチキンを食べるのは「文化」と「健康」の両面で納得できる習慣なんですね。