11月30日。看護補助者向けの勉強会を行いました。
厚生労働省の資料では看護補助者とは、看護師長及び看護職員の指導の下に、原則として療養生活上の世話(食事、清潔、排泄、入浴、移動等)のほか、病室内の環境整備、ベッドメーキング、看護用品及び消耗品の整理整頓等の業務を行うこととする。
簡単に言うと、患者さんのケア・看護師のサポートを行うひと達です。看護補助者は、看護師や准看護師のように資格をもたなくても働けるため、看護学生や主婦など幅広い年齢層が医療現場で活躍しています。
これまで、看護補助者は食事や排泄のケアや、環境整備などを中心に行っていましたが、近年、もう少し看護面のサポートができるように、医療行為を含まない基本的な看護スキルの習得が必要とされています。
その一環で、当院でも約1年前からひと月に1回、看護補助者向けの勉強会を実施しています。
さて、今回はボディメカニクス(身体力学)を用いて臥床(寝た状態)から端坐位(ベットの端に足を下ろして座る)まで移動のデモンストレーシ ョンを行いました。
日々の業務の中で、こういった動作は繰り返されます。ちょっとした工夫によって、安全で楽に動作の効率化が図れます。「普段、行っていることですが改めてお互いの援助技術を見る事で振り返りが出来たと思いました。」介護や介助を行う時に大切な事は患者様の安全が第一ですが、援助を行う私達自身を守る事も大事ですね。