3月29日。院内研究発表会が例年通り、年度末の開催となりました。この日の午前中はお花見に出かけており、バタバタしている作業療法士の姿がありました。
病棟より2演題。『感染予防対への意識・実態調査と改善に向けて』
『精神科における発語・発生訓練~長期精神科入院患者のコミュニケーション障がい(困難状態)の背景~』
作業療法室より1演題の発表です。『当院入院患者における作業療法への意識調査』
作業療法演題の概要は、患者様が作業療法を治療として捉えいるのか、何を目的に参加してしているのかを調査したものです。結果として、治療として捉えている患者様は6割、残りは趣味や暇つぶしと捉えていました。丁寧なインフォームドコンセントと治療目的の共有が必要だということが示唆されました。
どの研究テーマも明日からの臨床の一助となるものばかりです。みなさんお疲れ様でした。